番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
115 賀茂別雷神社 北神饌所 (庁屋) |
寛永5年 (1628)頃 |
桁行十三間、梁間四間、一重、入母屋造、檜皮葺、奈良神社拝殿附属する |
特徴等 |
賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ) は、鴨川と高野川のうるおう葛野の地に居を構えた賀茂の県の神社を起源とする古社で、古代国家の成立とともに、7世紀にはすでに有力な寺院になっていたと見られている。平安京においては、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、社殿は11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられた。その後衰退した時期があったが、寛永5年(1628)に往年の姿に復興された。 北神饌所 (庁屋) は桁行十三間、梁間四間、入母屋造、檜皮葺の建物で、境内の東南部、二の鳥居の東方に建っている。寛永5年(1628)頃の建造で、神饌調進所や政庁として使用されてきたが、現在は5月賀茂競馬のときや能舞台などとして使用されるようである。西面に摂社奈良神社の拝殿が附属している。 2023-1-18 |
京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |